WWDC 2014に行ってきた

チケットは同じチームの別の人が当てたのですが、休暇取るから行けないというので、棚ぼたで行ってきました。初めてのWWDCと言う事で勝手がよくわからなかったのですが、@nakiwoさん(以下敬称略)に色々教えてもらいまして、なんとかなりました。せっかくなのでダラダラと雑感を書きます。

keynoteの為に並ぶところ

教えてもらうまで知らなかったのですけど、keynoteは並ばないと会場に入れません。@nakiwo が3時から並ぶと言っていて、1600ドルのチケット買って7時間並ばないといけない設計に唖然としましたが、初めてでKeynoteをスキップする度胸も無く、仕方なしに僕も3時から並びました。iHeartRadioからは僕ともう一人来てたのですが、彼は並ぶのは嫌だと言うので、僕は一人で行くはめになりました。並んでみると真後ろに、日本人のグループが並んでいて、最初は声かけたら負けやと思ったのですが、色々寒くて、すぐに諦めて混ぜてもらいました。今振り返ると、トイレに行ったり食べ物取りにいったりという時に、ちょっと列を抜けるというのが、グループじゃないとツラいので混ぜてもらって良かったです。パーティは @cockscomb, @tasanobu, @yukimikan88, @shu223, 僕という構成でした。人見知りなので最初は吐きそうになりましたが、時間が経つと結構なじめて、話していると思ったよりもすぐに7時間経ちました。

Keynote

Swiftが発表されたあの場に居れたのは凄く幸運でした。発表の瞬間会場中が騒然として、雰囲気が一気に変わりました。LLVMがobjcの改良をするためだけでは無くて、全く新しい言語、開発スタックを生み出す布石だったと思うと、その戦略性や実行力にAppleの底力を感じざるを得ません。まだうっすらと触っただけですが、Swiftはobjcよりも明らかに洗練されていて良いです。しばらくはCocoaに引っ張られて奇妙な感じになりそうですが、仮に現行のフレームワークがSwiftで書き直されるような事があれば、俄然開発が楽になると思います。

その他にはExtensionや、HealthKit, HomeKitと、アプリ開発者側にもっとパワーを持たせる方向にシフトしているのは、アプリ開発者としては良い流れですね。Androidとの競争で分が悪いこともあるんでしょうけど。

Session

翌日からビデオが公開されるので、確かに現地で見る意義はあまりないのですが、英語のプレゼンの勉強にはなるなという意識で見ていました。意外とネイティブじゃない人も沢山発表をしていて刺激を受けました。多少のハプニングはありましたが、どのセッションもプレゼンの質が凄く高くて、スライドの構成など含めて真似していきたいです。

まぁSDKへの追加・変更は沢山ありましたが、中でもあー来たかと思ったのが、StoryBoardとUIViewControllerへの変更です。もはや画面の縦横比が違う新しいデバイスの登場は不可避と言える状況になりました。実際にそのようなデバイスが発表されるまではなんとも言えませんが、既存アプリへの影響と言う視点で見ると、デザインの方法自体や画像リソースの作り方などが変更を強いられて、めんどくさそうです。

Lab

今回、僕に唯一課せられていたミッションはAV Foundationの怪しい挙動について、Appleの開発者に文句を言って、可能であれば対処方法を持って帰るというものでした。既にテクニカルサポート経由でもAppleに相談していたものの、イマイチな対応された経緯があり、正直全く期待していなかったのですが、良い方向に期待は裏切られました。運良くシニアなAudio担当のエンジニアに対応してもらい、ドキュメント化されていないフレームワークの挙動を教えてもらいました。それによって100%とはいかないものの、問題の80%位は解決する事ができ、また何かあったら直接メールしてくれと名刺をもらえました。

なのでテクニカルサポート以上の情報がラボに行くと貰える可能性があり、お祭り的な要素を抜けば、WWDCに行く意義はラボにあるといっても過言では無いと感じました。

ただ一つ注意点があります。僕はAudioのラボに3日続けて行ったのですが、3日目に目当てのシニアエンジニアがおらず、別のエンジニアに全く同じ質問をしました。するとその挙動は仕様だからどうしようもないと門前払いをされかけました。つまり知ったかぶりで門前払いをされる可能性もあったと言う事です。なので特に門前払いをされた場合は、別の人に突撃するなどしてみても良いかもしれません。

その他

@nakiwo、@cockscombとご飯を食べに行った時に自分でも驚くほど話し込みました。2年間ほど日本語で技術っぽい事を誰とも話していなくて、知らず知らずのウチに欲求不満になっていたのかもしれません。もしかしたら、うざかったかもしれません。ありがとうございました。

客観的にはラボくらいしかメリットがないWWDCなんですが、隠れパラメータの意識が高まるという効果が馬鹿にできない気がしました。チケット当たったら多少無理しても来たら良いんじゃないですかね。今年はもう遅いけどGoogle IOも機会があれば行ってみたいなと思いました。

7 thoughts on “WWDC 2014に行ってきた”

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