行動に必要な意識レベル
頑張ろうっていつだって思ってるのに頑張れない。と先日書いた。
現時点では、それは成功体験が少ないからだと結論付けたが、次はじゃあどうやって成功体験を増やしていけば良いかということに自然と興味が行く。非常に漠然とした問題なので取っ掛かりが難しいが、とりあえず現状の自分の行動を書き出すところから始めてみたいと思う。
よく1日何も出来なかった、と後悔することが結構な頻度であるのだが、じゃあ具体的に何をしたくて何をしたくないのか、どんな行動が選択肢としてあるのかと思いリストアップした。さらにそのリストに「壁レベル」と「有意義度」という二つの指標を加えてみた。
壁レベルとはその行動をするために必要な意思の強さの事だ。壁レベルが高くなればなるほど強く意識しなければ怠けてしまう。有意義度はその行動を行った結果得られる満足度だ。有意義度の高い項目はやりたい活動を表していると言える。
壁レベル |
項目 |
概要 |
有意義度 |
0 |
昼寝 |
気がついたら寝てる |
1 |
0 |
漫画 |
同じ漫画を無限に読み返してしまう。 |
0 |
0 |
無意識ネットサーフィン |
ニュースサイト、テキストサイト等を当てもなく彷徨う。 |
0 |
0 |
テレビ |
付けたら最後、無限に見つめてる。 |
0 |
0 |
ゲーム |
これも自分で無駄に使命感とかに溺れて無限にやってしまう。 |
0 |
0 |
間食 |
あるだけ食べる。でも無いと何も食べない。 |
0 |
1 |
オナニー |
少し意識してより良く遂行する感じ。 |
1 |
1 |
食料調達 |
空腹の限界になったらコンビニ行く。 |
1 |
1 |
読書(読み物系) |
1ページ目さえ読み始めたら、集中できる。 |
3 |
1 |
ネットサーフィンで情報収集 |
フィードのページを開ければ集中できる。 |
3 |
2 |
映画を借りて見る |
TSUTAYAに行くのが面倒だし、返却期限が付くのも心理的に壁の要因か。 |
2 |
2 |
メールの処理 |
携帯電話やPCのメールを処理する |
1 |
2 |
ブログ |
現時点では情報発信の唯一のツール |
4 |
3 |
読書(技術書) |
技術書は咀嚼に時間がかかるし、PCの前にいる必要があるので敷居が高い。 |
4 |
3 |
仕事 |
しんどいし面倒だと思うことも多いけど、やはり給料という分かり易いリターンがある分、敷居が下がってる。 |
5 |
4 |
プログラミング |
はじめる敷居が物凄く高い。仕事の時はフィードバックがすぐに得られるし、自分一人ではないので、なんだかんだで進められる。でもプライベートでプログラミングをすると中々フィードバックが得られない。息を止めて最初の数行を書くと少し楽になる。 |
5 |
4 |
語学 |
一人でやろうとするから難しいのかなぁ。 |
3 |
5 |
工学、理学 |
アカデミックな勉強や研究。プログラミングよりもさらに敷居が高い。何故かと言うと自分が行き詰ったときに、インターネットでは解決できない事が非常に多いから。図書館に行ってみたり大学の先生に聞いてみたりと非常に面倒。余計に計画立ててやらなきゃいけないんだけどなぁ。 |
5 |
因みに壁レベルを言葉で言い換えると以下のような感じになるかと思う。
壁レベル0 何も考えなくても、気がついたらやってる。
壁レベル1 本能をよりよく満たそうという少しの意識が必要。
壁レベル2 少し遊ぶ元気があまっている時に、うまく欲求が重なれば破れる。
壁レベル3 心身に活動するに十分なエネルギーと明確な目的と意思が必要。(内的要因)
壁レベル4 3の必要物に加えて、危機感や焦燥感などの外的な攻撃要因が必要。
壁レベル5 他のレベルとは次元が違う。あらゆる危機を意識する必要がない環境で
心身の充実に加え、何かへの感動等にドライブされた理想への情熱を要する
上記の表を見る限り、僕は「やりたくない事をやりたい(達成したい)」という非常に矛盾した状態にあるようだ。しかしどんな人生を送りたいかと考えると達成したい事に嘘はない。
となると如何に壁レベルの高い活動をスムーズに行い、有意義度の低い活動を抑制するかという問題に置き換える事ができるような気がしてきた。
次はこの問題にどのように取り組んでいこうかという事を考察して、
遅まきながら2008年の目標にしたい。